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1年間に読んだ本/見た映画・演劇の合計が108になるといいなあ、という日記。

2021-01-01から1年間の記事一覧

ベイビー ドライバー

素晴らしいカーアクション。歌詞の内容とストーリーがリンクしているはずなのだが、完全に理解できなかったのが悲しい(歌詞の字幕がない!)最後に明かされる主人公の名前は、マイケル・フランクスの小唄からなのか?こちらもあんまり理解が及ばなかったの…

真夏の夜のジャズ

アメリカ・ジャズ界最大の音楽フェスティバル「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」を捉えたドキュメンタリー。1958年に開催された第5回の同フェスティバルを記録した。「ジャズの父」とも呼ばれる20世紀を代表するジャズミュージシャンのルイ・アームス…

DO THE RIGHT THING

その夏一番の暑さを記録したブルックリン、住民たちの潜在的な怒りが遂に爆発する!鬼才スパイク・リー衝撃の問題作!!【キャスト】ダニー・アイエロ/オジー・デイヴィス/ルビー・ディー/リチャード・エドソン【スタッフ】監督:スパイク・リー制作年:1989年 ス…

『パラサイトー半地下の家族』

「殺人の追憶」「グエムル 漢江の怪物」「スノーピアサー」の監督ポン・ジュノと主演ソン・ガンホが4度目のタッグを組み、2019年・第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画初となるパルムドールを受賞した作品。第92回アカデミー賞でも外国語映画として史上初とな…

『憂鬱と官能を教えた学校ー【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史 調律、調性および旋律・和声 』

近代文化史ーとくにアメリカーを通して見る、ポピュラー音楽文化の生成と発展を縦軸に、音韻論(バークリーメソッド)を横軸に、われわれが心地よさを感じている音楽とはどのような構造によって成り立っているのかを優しく語っていく。鍵盤必須。ブラスバン…

國分功一郎『中動態の世界ー意志と責任の考古学』

久々に興奮した読書となった。2017年の話題の本で、友達に勧められたりしていたのだけれど、忙しさにかまけてまったく読むことができていなかった。内容としては、前著『暇と退屈の倫理学』を引き継ぐ形になっている。自分が学部時代から院生時代にかけて取…

千葉雅也『勉強の哲学』

薄氷の殺人

2014年・第64回ベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞と男優賞をダブル受賞したクライムサスペンス。中国北部の地方都市を舞台に、元刑事の男が未解決の猟奇殺人事件の真相に迫っていく姿をスリリングかつリアルに描いた。「こころの湯」の脚本などでも知られ…